1990年、初めてクアラルンプールでマレーシア全土から集まった27名のマレーシア人経営者に「日本人との対面折衝セミナー」を実施した時、出席者のインド英語も聴き取れず、「同じ品質、同じ納期、低価格なのに、なぜ日本企業は我々現地サプライヤーから買わないんだ?」との批判に唾液が止まり、5時の閉講時には疲労困憊(こんぱい)。
主催者の"Mr. Kawatani, it’s a good start"のひと言に救われたものの、参加者に誘われたホテルのバーでマンハッタン(ウィスキーベース)を流し込み、部屋に戻り、ネクタイをしたまま朝を迎えた。あれから幾多の月日が流れましたが、今でも探究は続いています。
「リアル×ライブ×ビビッド」は、現地の人の感情をリアルに(直接引用で)伝えること、語り口はライブ感がなくてはならないこと、動画を駆使してビビッドな印象を残すことーー河谷セミナーのキーワードです。
頻繁な現地出講と聞きとり調査
現地人動画と、赴任者の生事例]がメインディッシュ
現地開催研修の成果を国内の研修へ環流し、実施のたびに自社独自のノウハウが積み上がっていきます
企業内研修とは別に、個人で頻繁にアジア太平洋を中心に海外を歩いて、現地の人を取材しています。取材テーマは、現地人の勤労観、赴任者に必要なリーダーシップ行動、当該国グローバル化のジレンマなど。毎月YouTubeにアップ中。
詳しくはこちらアセアン10カ国の現地コンサルタントや人事ダイレクター、経営者、起業家らと支援グループを作って、頻繁に情報交換をしています。陸のアセアンを中心にした4カ国取材では、40人の現地の人へビデオインタビューを行い、ASEAN異文化マネジメントセミナー等へ活かされています。
詳しくはこちら内外の国際学会、大学、企業内、研究会、商工団体などで日本語と英語による講演を行っています。特に、海外講演は現地事情を知る貴重な機会として積極的に出講しています。
詳しくはこちら「日本文化」の国際的貢献を提案するインターネットの英語テレビ番組キャスターを開始しました。YouTube (Japan Spirit) で毎月一本配信中。ゲスト出演者を募集中です。
数字からは見えない現地拠点内のコミュニケーションの実像。赴任者と現地社員の信頼レベル、現地社員間の葛藤、現地人の動機づけに求められる行動を、“行間のひだ”から読み取ります。
詳しくはこちら次回作の企画が進行中です。ご期待下さい。
詳しくはこちら外国籍社員と日本人が語り合うためのオールカラー・バイリンガル対話ガイド。「日本のビジネス文化と勤労観」を網羅した決定版。
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英語による交渉や折衝への臨み方、開始から妥結までのステップ、場面ごとの実践的な英語表現を習得します。